2018年03月07日
年齢を重ねるごとに社会とのつながりが深くなり、社会人にもなれば冠婚葬祭への参列回数は一気に増えます。葬儀に参列をする機会は格段に多くなりますので、その場にふさわしい服装を心がけるようにすることです。まだ中学生や高校生までであれば、普段通学で着用をする制服があるので、お通夜やお葬式にも制服の着用ができます。
しかし学校も卒業して社会に出れば、制服はありませんので、お葬式などには喪服が必要です。大学生が就職活動をする際の服といえば、黒などのリクルートスーツがメインですが、まるで喪服のようにも見えます。一見するとリクルートスーツは喪服みたいなので、今後のお葬式もリクルートスーツでよいかといえば、それは誤った判断です。
似ているようで喪服とリクルートスーツは素材からしてまったく異なりますので、喪服ばかりのお葬式会場へ出かけた際に、リクルートスーツを着用していると目立ちます。黒といってもリクルートスーツの場合は黒色の深みが違いますし、素材もテカリがあって仕立てまで違うからです。
まだ大学生までであれば成人済だとしても、お金お時間がなかったことを理由に、リクルートスーツで駆けつけても、若いからで許されますが、社会人になったらそうはいきません。親のすねをかじっていられた学生時代を通過したら、社会に出てお金を稼ぐいち労働者であり、世間の人の目は厳しくなります。
お葬式にはふさわしい喪服を用意しておくことは大事であり、喪服用のブラックスーツや女性ならブランクワンピースは、できるだけ早めの準備をすることです。