2017年03月30日
終活とは、流行語大賞にもノミネートされたこともあり、最近ではよく聞かれるようになりました。これは生前のうちに自分の葬儀やお墓などを整え、遺族が相続を滞りなく進められるようにしておく準備のことです。その中でも、遺産の相続に関することは誰かに何かを遺すことですから、その誰をまず明確にしておかなければいけません。継げる人の範囲は法律で決まっていますので確認しておく必要があります。遺言を作成しておくことはとても大切です。
遺言が無い場合においては、遺族は遺産分割協議などを行わなければならず、揉め事も発生しやすくなります。でも遺言があれば、誰に何を遺すかを明確にすることにより希望をしっかりと反映させることも出来ます。ただ、いざ相続といってもその仕組みを知らなければ何をどうしたら良いのかもわかりません。資産を現金で遺したらどのようになるのか。税金はいくらなのか。現金ではなく、資産を土地に変えたら節税になるのかなどを把握しておくことも大事です。
また、一番聞きにくいことではありますが、生前に家族で話し合いの場を持つという事はとても有意義なことです。しかし、事前に家族で遺産の分割方法なども素直に話し合うことにより、よりスムーズに進みます。現金資産が多い場合は、税評価額が低くなる不動産などに変えておくことで、より多くのものを遺すことが可能になります。そのあたりもやはり事前に知識を持っておくといざという時に慌てなくて済みます。
● 参考
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