2017年09月19日

遺産トラブルを生じさせないよう遺言書を作成しよう

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日本は超高齢社会に突入しており、高齢者の数がどんどん多くなっています。長生きすることは良いことですが、いつかは終りを迎えることになる点をしっかり認識しておく必要があります。いくら医療が進歩しても、人の寿命には限界があります。

そこで、自分のエンディングに向けて、ある程度の年齢になったら様々なことを決めることを推奨します。近年、メディアなどの影響を受けて、終活を行う方が多くなっています。特に行うべきことは遺言書の作成になります。

兄弟間などで遺産トラブルが発生するケースは決して少なくありません。遺産トラブルが原因で、家族に亀裂が生じてしまうのは、本当に悲しいことになります。したがって、遺産トラブルを生じさせないために、遺言書で遺産の配分を決めておくことはとても大事なポイントになります。

ただ、作成時に注意するべきことがあります。それは作成しても無効になることがある点です。作成する際にルールがあるので、無効になってしまうのではと不安な方は、弁護士や司法書士といった法律の専門家に作成してもらうのがベストです。

弁護士などに依頼した場合は多少費用がかかってしまいますが、有効な遺言書を作成するためなので仕方ありません。お金の問題が絡むと仲の良かった兄弟でもトラブルが生じる可能性があるため、遺産の問題を安易に考えてしまうのはナンセンスです。

元気なうちに終活の一つとして、作成しておくことが求められます。