2017年03月14日
かつて、子供が老後の親の面倒を見るのが一般的でした。しかし時代は変わり、少子高齢化が進んだ今の時代においては、老後の親の面倒は自分たち自身で見てもらうのが一般的になりました。そんな時代だからこそ、かつては存在しなかった活動が注目を集めています。それが終活です。この活動は、人生を終える前に必要な事をすべて終わらせ、子供たちに対して少しも迷惑をかけずに他界をする活動です。そもそもこの活動が注目を集めているのが、日本の少子高齢化が原因です。
老後の親の面倒を見ることが出来る程の経済力を持った子供が日本社会には多くいません。というのも、日本の労働環境はここ数年間で大きく変化を迎え、かつて日本で働く上で保障されていた終身雇用制度や年功序列型賃金体系などといった待遇がなくなりつつあるかです。そのため、若い世代の給料体系は高度経済成長期などと比べると決してよいものではなく、老後の親の医療費等を負担することが出来なくなってきてしまったからです。そのため、子供たちが安心して生活を営むためにも、近年の親世代は自分たちのことは自分たちのお金や時間を使って解決するのが一般的になりました。
そのため、近年様々な場所で終活セミナーなどが開催され、人生の笑顔を後悔なく終わらせるための方法等を説明しています。子供たちに迷惑をかけずに他界したい、そんな考えをお持ちの方は、終活を通して、誰にも迷惑をかけずに人生を終わらせましょう。